カールおじさんの旅
京都のお寺に紅葉を見に行ってきました。(2018年11月24日~27日)-2回目
* 天龍寺にて
◎ 天龍寺へ(11月25日)-2日目
ここは、紅葉の時期に早朝拝観があるので、午前7時30分の開場に間に合うように、宿を早く出発し、JR京都駅から嵯峨嵐山駅に来ました。
駅から歩いて15分程で正面入口に着き、既に庭園参拝入口に並ぶ20人位の参拝客の列に加わりました。
* 天龍寺正面入口近くの法堂
* 天龍寺の庫裏
入口を入って直ぐの大方丈前の白砂が、朝の斜光線を浴びて眩しいほどでした。
* 天龍寺庭園(以下同じ)
大方丈を回り込むように進むと、観光写真でよく見る曹源池が目に入ります。
まだ日陰が多く、その一部は暗い色合いですが、多くの写真愛好家の面々が畔に群がっていきました。
風もない穏やかな青空の下で、水面はまるで鏡のように、色付いた木々を写していました。
陽が昇るにつれ、紅葉の鮮やかさが眩いほどでした。
池の水は澄んでおり、錦鯉が優雅に泳ぐのが良く見えました。池の奥は雑木林になっており、遊歩道を歩いていくと、見頃の紅葉と落ち葉や散りもみじが綺麗でした。
庭園を観賞し尽くした私たちは、竹林を横目に北門から退場しました。
* 常寂光寺へ
2番目の目的地は常寂光寺で、前日も通った竹林を抜けていきました。
竹林では、丁度スポットライトが当たる場所で、前撮りが行われており、私も少し離れて遠慮がちに、シャッターを押しました。
常寂光寺に着き、山門を入るとすぐに人だかりができており、その人気の高さが窺えました。
山門から仁王門へと続く参道脇には、今を盛りともみじが綺麗に色付き、人気の理由もすぐに分かりました。
* 常寂光寺(以下同じ)
特に、茅葺きの仁王門付近や、本堂へと登る石段から見る紅葉は、今回の旅の中でも一二を争う見事さでした!
本堂の回りのもみじも綺麗で、また本堂脇からは町並みが見渡せました。
本堂から坂道を登っていくと、多宝塔や竹林のある気持ちの良い散策路が続きます。
帰り道は一方通行となっており、もみじに包まれた鐘楼を抜けると下り坂が現れます。
帰り道から見る仁王門付近のもみじも見事でした!
後ろ髪を引かれながら出口をあとにし、次に二尊院へと向かいました。
* 二尊院へ
常寂光寺から二尊院へは、歩いて数分で着きました。
立派な総門を入ると、長く続く「紅葉の馬場」の赤く色付いたもみじが綺麗で、このお寺の一番の見所でした。
※ 二尊院(以下同じ)
◎ 祇王寺へ
この寺は、木立に囲まれた閑静な所で、平家物語に登場する平清盛の寵愛を受けていた「祇王」が、清盛の心変わりにより都を追われ、出家、入寺した悲恋の尼寺とのことで、なるほどという雰囲気の境内の片隅に、同女らの宝筐印塔が祀られていました。
* 祇王寺(以下同じ)
◎ 回り道して京都駅へ
本日予定していた4カ寺を周り終えて、まだ京都駅に戻るまでの時間があったので、亀山公園を抜けて、桂川の畔に出て、嵐山を散策することにしました。
* 亀山公園
* 桂川
* 渡月橋
桂川には、沢山の手漕ぎのボートが右往左往しており、川沿の道や町中は人で溢れていました。
そして何よりも、渡月橋が壊れるのではないかと思うほどの人波に圧倒されました。
* 嵐山の町角
JRで京都駅まで戻り、クリスマスツリーが飾られ、コスプレの人達で賑わう駅ビル内のレストラン街で夕食を済ませ、友だちは高速バスで帰県しました。
* JR京都駅ビル内
* 京都タワー
このように、充実した京都2日目が終わりました。