カールおじさんの旅
山犬嶽の苔を見に行きました。(2018年10月13日)
* 山犬嶽の苔
◎ 山犬嶽へ
朝7時過ぎに、友だちの車に同乗させてもらい、山犬嶽へ向け出発しました。
目的地までは、自宅のある徳島市から約40キロメートルあります。途中、勝浦町にある「よってね市」でトイレ休憩し、登山口がある上勝町に向かいます。
道端にある、山犬嶽への案内板に従って脇道へ入っていきますが、道幅の狭い勾配の急な上り坂で、民家も点在していることから、対向車が来ないことを祈りながら走らせます。
また、専用駐車場があるのですが、何と登山口までは2キロメートルの坂道を登らなくてはなりません。
登山口近くの道路脇の駐車スペースが空いていることを祈りつつ向かいます。
途中に、全国棚田100選に選ばれている「樫原の棚田」が見えてきます。この時期は、稲の刈り取りが終わっていますが、水の張られた水田は綺麗です。
幸い、登山口近くの道端の駐車スペースに他の車はなく、駐車することができました。
* 登山口近くからの風景(上下共)
登山口の標高は、700メートル位あるので、山里の風景が綺麗です。
登山口には、看板と登山案内図があります。
登山口に設置された鹿避けネットの扉を開けて入山し、扉を閉めます。
少し登ると分かれ道があり、まずは左側の参道を登り、次の分かれ道で「コケの名所」の案内板に従って右側のハイキングコースを登っていきます。
一面の杉林が良く手入れされていて綺麗です。
登りはじめてから30分程で、周り一面が苔に覆われた所に着きます。左側の脇道に「水コケの名所」の表示があり、そちらへ行くと、素晴らしい石苔が見られます。
* 綺麗な石苔
この付近で写真撮影を楽しみました。
* ハートに矢じりが・・・
山犬嶽の標高は997.2メートルで、以前に登頂しており展望もきかないので、十分に苔の写真を撮って下山しました。
登った道を下りて、帰り道にある「月ヶ谷温泉」で汗を流し、美味しい昼食を食べたり、来る時に休憩した「よってね市」等で買い物をして帰りました。
〇 山には、頂上に立つだけではなく、色々な楽しみ方があることを実感しました。