カールおじさんの旅(2017年)
秋の石鎚山と瓶ヶ森に登りました。(10月10日~10月11日)
* 瓶ヶ森に咲くリンドウ
◎ 紅葉の見頃
ネットで石鎚山の紅葉の見頃を調べると、おおよそ10月上旬から10月下旬で、同じく瓶ヶ森は、10月上旬から10月中旬とのことでした。
このことから、9月下旬頃から、毎日、週間天気予報を注視していると、幸い10月10日頃から暫くは、良い天気が続きそうな予報だったので、石鎚山の登山口がある土小屋の宿に予約を入れました。
◎ 瓶ヶ森(標高1,897m)へ登る。(10月10日)
青空の下、朝7時に徳島市の自宅を自家用車で出発しました。
国道192号及び11号で西条市まで走り、国道194号を高知方面に向かい、新寒風山トンネルの手前から荒れた林道に入り、寒風山トンネルを抜けて、気持ちの良い瓶ヶ森林道(UFOライン)を走りました。
* UFOラインにて(上下共)
高速道路をあまり走らない私が、瓶ヶ森の登山口に着いたのは、午後1時半頃になっていました。ここには、林道の上と下の2ヵ所に駐車場があります。
昼食を済ませて登山準備をして、午後2時頃から登り始めました。
* 手前が林道下の駐車場
* 瓶ヶ森登山道から男山を望む
瓶ヶ森(女山)山頂へは、2本のルートがあり、行きは男山を経由し、帰りは瓶ヶ森ヒュッテ方面に下山することにしました。
登り始めると、直ぐに広い笹原(氷見二千石原と呼ばれる)が目に入ってきて、その背景の霞みがかかった石鎚山とのコラボに見惚れてしまいました!
紅葉を楽しみながら歩くこと30分少々で男山に着きました。
* 男山頂上
さらに30分程歩くと、笹原の頂点にある女山の頂に着きました。
* 男山から女山を望む
* 男山方面
* 頂上付近から東方の西黒森、伊予富士、笹ヶ峰等を望む
* 女山の頂上
女山の頂上からは、360度の展望が開け、この日は天気も良く、いい眺めでした。
* 頂上から西方の石鎚山を望む
* 頂上から北方を望む
* 頂上から南方の男山方面を望む
頂上からの帰りは、瓶ヶ森ヒュッテ方面に向けて、かなり急な道を下山しました。
遠くに石鎚山の勇姿を見ながらの登山は、何とも心地好いものでした。
時間帯も、太陽が傾き掛けた頃で、逆光の中の石鎚山が神々しく見えました!
頂上からの帰りは1時間位で下りてきました。
駐車場まで戻り、車でこの日泊まる宿がある土小屋に向かいました。
土小屋の宿に着くと、先程までいた瓶ヶ森が夕陽に照らされて綺麗でした。
* 瓶ヶ森
◎ 石鎚山に登る。(10月11日)
翌日も、予報通り天気が良かったことから、朝の景色を楽しみに、食事前に出掛けましたが、そこには山中で泊まってこそ味わえる、非日常の空気が感じられました。
* 朝日に照らされた瓶ヶ森
* 朝日に輝く森の木々
朝食を終えて、8時半には宿の直ぐ近くの登山道から登り始めました。
30分余り登ると、一気に展望が開け、一面笹に覆われた斜面や遠くの山々が綺麗に見えはじめました。
さらに登ると、石鎚山の山頂付近が視界に入り出しました。
* 石鎚山の山頂方面
その後、登山道が北東斜面の森を縫うようについており、広葉樹も増え、見える景色が変わってきます。
* 北東斜面からの景色(以下同じ)
登り始めてから、2時間余りで、石鎚登山ロープウェイ方面からの登山道と合流し、鳥居をくぐって長い階段等を登ると20分位で、山頂(天狗岳、1,982m)直下の石鎚神社に到着します。
* 合流点から頂上への登山道にて(以下同じ)
* 西方の二ノ森方面
頂上の天狗岳へは、両斜面が切れ落ちた道を行くことになり、高所恐怖症の私には無理なので、写真撮影を楽しみました。
* 中央にそびえるのが天狗岳
* 東方の瓶ヶ森方面
* 南方の高知方面
携行食で昼食を済ませ、昼過ぎには、来た道を下山しはじめました。途中、霧に包まれましたが、下の方まで下りると、また晴れました。
帰りは1時間半位で下りてきました。
その後、昨日とは反対側の面河渓に車を走らせ、30分程、清みきった水を見ながら散策して、山越えの道で西条市に行き、予約していた宿で温泉につかり、登山の疲れを癒しました!
* 面河渓(以下同じ)
◎ 国営讃岐まんのう公園へ
帰りは、香川県のまんのう公園に立ち寄り、曇り空でしたが、綺麗な秋桜等を見て回りました。
* 一面がコキア
〇 秋の石鎚山や瓶ヶ森へはまた行きたいと思います!